なにげに実はまだ海外へ行ったことがありません。
そのかわり、国内はほうぼう旅をしたほうだと思います。
猿岩石がきっかけでヒッチハイクで北海道をぐるぐるまわってみたり、テント担いで沖縄や北海道や東北放浪してみたり、お遍路さんしたり。
最初に自分をそういう方向に持っていったのはひとつの小説でした。
それは「深夜特急/沢木耕太郎」です。
バックパッカーのバイブルとも言われたその小説はいま文庫でもkindleでも出ていますが、最初に読んでから20年たったいま読んでも何回読んでもワクワクします。
著者の沢木耕太郎氏が乗合バスでインドのデリーからイギリスのロンドンまで行くという実体験に基づいた壮大な旅を描いています。
おもしろいのはなかなかスタート地点であるインドに到着せず、香港、マカオ、バンコク、マレーシアなどを経由しているうちにどんどん旅の魅力に引き込まれるところからガッツリ心をつかみます。
ルートがいまの時代ではどうにもならなかったり、中にはいま存在していない国もあり、香港はイギリス統治だし、マカオはポルトガル統治時代だったり世界史の勉強にもなります。
小説の紹介はネタバレになるので一度読んでみてください。
というわけで深夜特急に刺激され、帰りに中目黒のトラベラーズファクトリーへ寄ってみました。
何回きてもワクワクしちゃいますね。今日見つけたのは「Hawaiian Collection」のリフィルです。表紙にコナベイハワイのアロハシャツの柄がプリントされてあります。
椰子の木にのぼっているおっさんです。
仕事用のブラウンのトラベラーズノートでも中にこんな柄があったらそれだけで楽しくなるアクセントになりますね!