ネットで数日前から騒がれている「ゲリー・ボーネル」という人の予言。
それは「4月12日に伊豆大島付近を震源とする大地震があり、その1週間後に東京で大地震がある」というノストラダムス的な予言でした。
まとめサイトでもいろいろ騒がれていて、過去の阪神大震災をあてたとか、東日本大震災をあてたとかよくわからないままにちょっとだけ不安になってしまいました。
びびって昨日はスーパーで2L×6本入りの水のケースを買いに行ってしまいました。
実は「防災士」という資格をもっており、災害に備えた知識はそれなりにあります。
一番重要なのが「発災から72時間は自力で生き抜く」ということです。
いきるため、助かるためには「自助・共助・公助」という3つがあり、
- 自助:自力で助かる、逃げる、生きる →7割
- 共助:隣近所、コミュニティで助け合う →2割
- 公助:消防、自衛隊による救助 →1割
の比率が多いようです。
要は大規模になればなるほど公助は期待できず、とりあえず自分で普段から気をつけて頑張りましょうということです。人が1日に必要な水は3L〜4Lといわれています。したがって72時間≒3日生きるためには10Lは必要です。
あとはカロリーメイトのようなすぐに食べられて栄養価の高いもの。チョコレートや飴でもいいでしょう。
それがすぐ手に届くところに置いておくことが重要です。
取りに行くのが大変な場所に置いておいたらなにも意味がありません。富士山が噴火したら大パニックになるとかいろいろ騒がれていますが、過度に神経質になる必要はないと思いますが、いざ起こってしまった時に落ち着いて行動でき、余裕があればまわりの人に協力できるように日頃から心がけていくことが大事ですね。
そういった意味で今回のゲリー・ボーネルさんのネタは良いきっかけになったと思います。
みなさんも一度近所の避難場所や避難食などを考えてみてはいかがでしょうか。